How to Connect to Kali Linux via SSH with X Forwarding
Kali LinuxへSSHでX接続する方法
SSHでX接続を行うことで、リモートのKali Linuxマシン上でGUIアプリケーションを使用することができます。以下にその手順を説明します。
必要な準備
- SSHサーバの設定:
- Kali Linux上でSSHサーバがインストールされ、実行されていることを確認します。
1 2 3 4
sudo apt update sudo apt install openssh-server sudo systemctl start ssh sudo systemctl enable ssh
- Kali Linux上でSSHサーバがインストールされ、実行されていることを確認します。
- X11Forwardingの有効化:
- SSHサーバの設定ファイルを編集して、X11転送を有効にします。
1
sudo nano /etc/ssh/sshd_config
- 次の行を探し、コメントを外して
yes
に設定します。1
X11Forwarding yes
- 設定を保存して、SSHサーバを再起動します。
1
sudo systemctl restart ssh
- SSHサーバの設定ファイルを編集して、X11転送を有効にします。
- ローカルマシンの準備:
- ローカルマシンがLinuxであれば、必要なXサーバがインストールされていることを確認します。
- Windowsの場合、Xサーバ(例:XmingやVcXsrv)をインストールします。
- Macの場合、XQuartzをインストールします。
X11転送を使用してSSH接続を行う手順
- SSH接続を行う:
- ローカルマシンからKali Linuxマシンに対して、
-X
オプションを使用してSSH接続を行います。1
ssh -X username@kali_ip_address
username
はKali Linuxのユーザー名、kali_ip_address
はKali LinuxマシンのIPアドレスです。
- ローカルマシンからKali Linuxマシンに対して、
- GUIアプリケーションの実行:
- SSH接続後、Kali Linux上でGUIアプリケーションを実行します。
1
xclock
- これにより、ローカルマシン上にxclockのウィンドウが表示されれば、X11転送が正しく機能していることが確認できます。
- SSH接続後、Kali Linux上でGUIアプリケーションを実行します。
トラブルシューティング
- X11転送が機能しない場合:
/etc/ssh/sshd_config
でX11Forwarding yes
が正しく設定されているか確認してください。- ローカルマシン上でXサーバが実行されているか確認してください。
- 必要に応じて、SSH接続時に
-Y
オプションを使用してみてください。1
ssh -Y username@kali_ip_address
この手順を踏めば、SSHを通じてKali Linux上のGUIアプリケーションをローカルマシンで使用することができます。
This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.